田舎のおっさんの日本の進みかた

みんな幸せな国の形を考えたり時事ネタ考察等

室井佑月ヤバい

ヤバイ。室井ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
室井ヤバイ。
まず左。もう左なんてもんじゃない。超左。
左とかっても
立憲民主党くらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ極左。スゲェ!なんか単位とか無いの。共産とか社民とかを超越してる。極左だしリベラル過ぎ。
しかも社会的に評価されてるらしい。ヤバイよ、高評価だよ。
だって普通は政治的主張を高評価しないじゃん。だって自分の親の意見がだんだん右翼的になったら困るじゃん。弁当とか毎日日の丸弁当とか旭日旗弁当とか困るっしょ。
右にいき過ぎて、一年前は9条改正だったのに、今年は日本も核配備主張してたら泣くっしょ。
だから常人は偏り過ぎない。話のわかるヤツだ。
けど室井はヤバイ。そんなの気にしない。左傾化しまくり。共産党より左とか観測してもよくわかんないくらい左。ヤバすぎ。
高評価っていたけど、もしかしたら低評価かもしんない。でも低評価って事にすると
「じゃあ、低評価なのにテレビコメンテーターしてるってナニよ?」
って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。
あと超日本語ヘボい。日本語として成立してない。成績で言うと国語赤点。ヤバイ。文法崩壊すぎ。作家として成立できなく死ぬ。怖い。
それに文章の中身が超何も無い。超ガラガラ。それに超口が悪い。ネトウヨとか平気で出てくる。ネトウヨて。小学生でも言わねぇよ、最近。
なんつっても室井は馬力が凄い。ゴリ押しとか平気だし。
うちらなんて左派左翼とかたかだか主張の相違で出てきただけで上手く扱えないからリベラル扱いにしたり、立ち位置の相違と置いてみたり、一部相手の主張を認めたりするのに、

室井は全然平気。極左思想を常識だとして扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、室井のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ室井に絡まれた竹田恒泰とか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ

 

以上コピペ改変、失礼しました。

 

 いや、ちょっとこの記事に衝撃を受けたもので。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2587

 

 流石に本当に作家なのかと目を疑う程ヤバい記事だったので、チェックせざるを得ないかなと。彼女はあいちトリエンナーレの件で、竹田恒泰さんの主張に反論して、4つの反論を挙げています。

《その1》竹田氏は津田氏(展覧会の芸術監督)が「表現の自由」について意味を履き違えているという。しかし「表現の自由」は検閲からの自由でもある。河村名古屋市長や他たくさんの政治家が少女像展示の中止を求めたり、菅官房長官補助金交付差し止めを示唆するコメントを出したり、行政の人間が政治的圧力をかけるのは検閲行為といわれても仕方ない。

 田舎のおっさん的意見

 日本では検閲は禁止されているが、だからといってあらゆるものを公開許可されているわけではない。ましてや子供が目にする可能性がある展示物であるので、プロパガンダでないこと、政治的中立性の担保は必要だ。また、実際に展示をとりやめたのは主催判断なので、検閲には当たらない。成人向けの性的表現を含む作品を子供の目の当たる場所に放置する事が果たして正義なのか?検閲が無いからこそ、自主規制が必要だ。

《その2》竹田氏は津田氏が会見で、展示により精神的に傷ついた人に対して謝罪がなかった、反省していないという。少女像展示により傷ついた人がいるというが、少女像は戦場に慰安婦として連れていかれ傷ついた少女たちがモチーフ。なにをいわんがな。 

田舎のおっさん的意見

 明らかに問題点のすり替え。展示により精神的に傷付いた人に対するスタンスと慰安婦が傷付いたかは全くの別問題であり、津田氏が不快感を感じた人に謝罪しない理由にはならない。また、昭和天皇の写真が燃やされた作品に対しての考え方からスタンスの一貫性がない。

《その3》竹田氏は文化について語っているが、文化とは、人間の知的洗練や精神的進歩とその成果(ブリタニカ百科事典より)とある。歴史修正主義者はそれとは真反対の、文化とはもっともかけ離れた存在ともいえる。

田舎のおっさん的意見

 もはや日本語を超越しているとしか思えない。歴史修正主義者の一方的なレッテル貼り、むしろ都合よく修正された歴史を信奉しているのが室井佑月であり、そういった意味では、作家である室井佑月がもっとも文化からかけ離れた存在と自ら言っているに等しい。まあ、文化という文言と歴史修正主義者という文言は別に対義語ではないし、対極でもない。ましてや、他人が文化を語ることに対し否定する発言はまさに有田芳生の言うバーバリアンと言える。

《その4》反日活動の道具? 竹田氏こそネトウヨ支持者向けの活動、ご苦労様です。 

田舎のおっさん的意見

ネトウヨ支持者向けの活動?室井氏こそ極左向けの炎上商法、大変ご苦労様です。···と言って反論として成立していると思いますか?

 

まとめ

 言語表現の専門職である作家の室井氏は、日本語によるロジックの作成が大変苦手な模様です。他人の批判をする前に国語力を鍛える方が大事であると、老婆心ながらご進言致します。

 

 

あいちトリエンナーレ

あいちトリエンナーレにおける「表現の不自由展・その後」中止について

 あいちトリエンナーレの展示中止の件について言及してみようと思います。事のあらましは様々な場所でやっていますので、今回は状況のまとめと田舎のおっさんの考えを端的に述べたいと思います。

展示物の問題

  • 慰安婦像を「平和の像」として展示
  • 昭和天皇の写真らしきものを燃やすような展示物

運営上の問題

  • 公費を使って行われていること
  • 事前プレゼンテーションには「慰安婦」の文字があるのに展示が始まったら「平和の像」として慰安婦とはあたかも関係ない作品として展示されていること
  • 子どもが参加するコンテンツの一部であること

中止賛成の主張

  • 税金を投入するコンテンツとしては反日的で相応しくない
  • プロパガンダ作品の展示は政治的中立性を担保出来ない
  • 見た人が不快に感じるものは展示すべきでない
  • 皇室に対し無礼だ
  • 日韓関係がセンシティブだから時勢を考えろ

中止反対の主張

  • 表現の自由は担保されるべきだ
  • 脅迫に屈するべきではない
  • これは河村市長や菅官房長官による検閲行為であり、検閲は許されるべきではない

田舎のおっさん的に

さて、最近実はこれに似た事例がありました。

新潟県国上寺 イケメン官能絵巻に賛否両論

https://mainichi.jp/articles/20190730/k00/00m/040/234000c

これ、文化財である国上寺で歴史上の人物設定のイケメン達が裸で一部女性が喜ぶシチュエーションが満載な日本画なんですが、文化財=税金が投入されている事を理由に燕市議会で撤去が決まったそうです。

市民視点では、「表現の自由は大事だけど、税金が入っている以上、まあ、しょうがないね」という感じであまり騒がれていないようです。また、「子どもが目にする事も考えると、R指定コンテンツとして隔離すべき」なんて話もあります。この件との差は「政治性」これに尽きると思います。

 話をあいちトリエンナーレに戻しましょう。あいちトリエンナーレには子供向けコンテンツもあり、当然この、「表現の不自由展・その後」も子供の目にとまる可能性は高いです。そして、ホームページから作品説明を確認すると解りますが、ほぼ全ての作品が特定方向のイデオロギーに偏っており、展示そのものがプロパガンダと言われても仕方ないのではないかと感じます。そういった意味で偏った情報を子供達の目に入れるべきではないと私は思います。見た人に考える余地を与えない、「これは悪」と決め付けてそれを糾弾するメッセージ性は作品展全体に非常に強烈に展開されており、感性豊かな子供達に見せることは大変危険です。

津田大介とは 

過去3回、美術監督は学会の方だったのに、今回は自称ジャーナリスト、(私はTwitter芸人だと聞いていますが)の方がなぜ選定されたのか、理解に苦しみますが、彼はこの件、いくつか嘘をついていますし、この人選は不適切であったと思います。嘘とは下記のとおりです。

  • 平和の像は慰安婦とは関係ない→作品解説に慰安婦に関するデモに関連して制作されたとあり、密接に関係がある。
  • 脅迫FAXに匿名性があった→コンビニからの発信が解り、捕まった。匿名性など無かった

 まあとにかく、彼のwikipediaを見ると特定のイデオロギーに感化された人物像が浮かび上がります。おそらく、炎上中止までが彼の計算内だったのではないかと感じてしまう次第です。

まとめ

 

            以上となります。

 

 

いわゆる徴用工問題についてその2

 様々なサイトやニュース等が、この問題を取扱っていますね。日本の外務省が請求権協定の議事録を引っ張り出して立場を主張していますが、韓国側もそれは解りきっています。だから原告は日本政府ではなく企業を対象に訴訟を起こしたのです。

 この辺りを理解できている方はまだまだ少ない印象です。

国司法が検証すべきファクト

 前回の話で最後の方、韓国大法院が被告である日本企業の言い分を検証していない事に問題があると記載しました。この部分、誤解が生まれると困るので少し掘り下げたいと思います。

原告は本当に強制徴用されたのか?

 強制性のある徴用は1944年9月からとされています。それ以前の徴用の記録はありませんので、原告一人一人に確認する必要があります。また、自ら志願して給料の多い日本に渡航した朝鮮人労働者は非常に多く、国内ながら渡航規制が検討された記録があります。

労働は本当に無給だったのか?

 これは前回も記載しましたが、双方の主張の根幹に関わる部分なので、それぞれの原告についてこれも検証する必要があります。

苛烈な重労働で食事も質素だったのか?

 炭鉱や製鉄所で元々日本人が行っていた仕事を徴兵による人手不足を背景に労働力の補充を必要としたのが徴用工の背景です。その労働内容が本当に苛烈だったか、非人道的だったか客観的に検証する必要があります。また、食事も給料とは別に白米が数合支給されたとする記録もありますので、そうではないとする反証が必要となります。

日韓併合は非合法だったのか?

大法院の判決文に「非合法な日韓併合により〜」とあるので、この判決は日韓併合が非合法だった前提の判決になっています。しかし、当時としてはハーグ密使事件、現代としては2001年の韓国併合再検討国際会議でいずれにしても日韓併合が非合法ではなかったとされていますので、この部分については完全に大法院の間違いです。

日韓請求権協定の対象とする国家に企業は含まれるのか?

 恐らく日本は企業は国家に含まれると解釈しますし、韓国は含まれないと解釈するでしょう。これが紛争の原因で、協定に基づいて協議する必要があるのに、韓国側は応じませんでした。この部分以降が国際法違反なのですが、所謂有識者もしっかりと説明できる方が少ないというのが私の感想です。

まとめ

以上の項目について、しっかり検証しないまま判決に至った韓国司法は法治国家としては非常に未熟に思えます。全ての検証に、証拠を元に全て原告主張に沿う形で検証できたなら、人道的に支払いはやむを得ずだと思いますが、恐らくその様な事は起こり得ないでしょう。遺族の知識は日弁連のフォーラムの様な検証されていない言わばファンタジーから得た出鱈目な知識だからです。

 

いわゆる徴用工問題について

宇都宮健児 徴用工問題の解決に向けて

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00033949-hankyoreh-kr

 

 ちょっとこれを見てほしい。この宇都宮健児は元日弁連のトップだ。そしてあの光市母子殺害事件の遺族の感情を逆なでするように、犯人の実名報道を批判した人物だ。弁護団の弁護展開にも怒りが湧いたが、判決確定後のこの宇都宮健児の批判に、「ああ、日弁連ってこういう輩ばっかなんだ。」と当時の私は感じたものである。宇都宮健児は弁護士であり、法曹には詳しいかもしれないが、歴史については全くの素人であることが上の記事から読み取れる。そして、左右問わず、日韓問わず、私も「え?」と感じる歴史観に遭遇するので、私の解釈をこの場で説明したい。

徴用の背景

 太平洋戦争末期、国家総動員を背景に日本人男性の多くが徴兵され、戦場に向かった。結果、内地(日本国内)の働き手が不足し、働き手を連れて来る必要があった。そこで政府は企業からの募集に応えるために、やはり国家総動員法を根拠に朝鮮半島から労働者を連れてきたのである。そこには徴兵と同様国民の義務と言う名の強制性は有った。朝鮮半島に住んでいた人は併合により、日本の国籍を与えられ、朝鮮半島における選挙権などの国民としての権利を与えられたと同時に義務を背負った。語弊を招かないために書くが、我々が義務で納税している支払いだって国家権力による強制だ。しかし、一人一人がそうやって国を護り、弱者を護り、子供達を育て、未来を作っていくのだ。その対価として、インフラや各種セーフティネットなどの恩恵を受ける事ができる。進んで税金を支払いたい人は私の知る限り、あまりいない。同様に進んで人を殺めたいと思って徴兵された人は少ないだろう。そんな人は強制されることなく志願応募しているはずだ。ただただ、義務を全うすることが、国と愛する人を守ることだと信じて戦地に赴いたはずだ。そして日本政府は外地(広義の植民地)の人を命の危険がある徴兵はしなかった。(志願兵を集める募兵は行った)国家総動員とはいえ、他民族を強制的に戦地へは送らなかったのである。この意味を考えてほしい。

見解の相違を多角的に分析してみよう

 このいわゆる徴用工だが、少しややこしい。上にも記載したが、企業から見れば募集工なのだ。しかし、労働者から見れば強制徴用なのである。近年、ここに目を付けたのが日弁連で、日弁連主催の徴用工に対するシンポジウム等を開催し、いわゆる徴用工遺族に対しほとんど煽動に近い形で訴訟を煽った。

 しかし、韓国の司法は日韓請求権の合意で日本政府には請求できない。だから、各企業を相手取って日弁連から聞いた嘘で塗り固められた事実を振りかざし裁判を起こした。

 彼等の主張は奴隷的重労働を無賃で行わせたという主張だ。だから、賃金の支払いではなく、慰謝料をよこせという論法だ。無賃で行わせたのだから、未払い賃金などあるわけもない。が、未払い賃金そのものは存在する。

供託金として日銀にある説

http://www.pacohama.sakura.ne.jp/kyosei/09kyotaku.html

民団に渡って日本共産党結党資金になった説

https://samurai20.jp/2018/12/kolie-61/

いずれにせよ、元々日本人がやっていた仕事を代わりに行い、給料も出ていた事から日弁連と訴訟団の話には合理性が無い。肯定的資料も無い。否定する資料はたくさん出てくる。そして、韓国の大法院に至っては被告である企業の主張を検証すらしていない。

 ひどすぎる。日弁連外患誘致罪適用できないのでしょうか?外患誘致罪は有罪時の刑罰が死刑しか無いわけですが。

 

 本当は半島統治の違法性の有無とか色々要素がまだあるのですが、それはおいおいやりますんで、今回はここまで!

野次を正当化とかおかしくね?

野次とは

やじ(ヤジ、野次、弥次、英語: jeering ; heckling)は、ある一人が相手の話を一旦は聞いて、合間に一瞬行われる非難や冷やかしの言葉を一瞬浴びせかけること、およびその言葉である(wikipediaより)

 今回は選挙演説のみならず国会での野次も取り上げます。

野次についての論調

望月記者「この程度の野次で」

https://snjpn.net/archives/145273

警察が安倍首相を野次った人を排除したわけ

https://webronza.asahi.com/national/articles/2019071700003.html

まあ、野次の正当化がひどい。野次を表現の自由を盾に正当化しているが、一方で野次に対する批判があまり無いのが気になる。

安倍首相の発言から

実は安倍首相も、就任間もない頃、野党の野次に対し「野次は国会の華」と発言して認めつつ、過度な野次を批判した経緯がある。安倍首相が直接に野次を批判できないのはこの背景から言葉尻を取られる危険があるからだろう。

表現の自由を盾にするな

 自由というものは、他人に対する不利益の無い範囲で行使できる。ソースは私の小学生の時の担任であるが、尤もだと思う。で、野次はどの様に他社の不利益になっているかと言えば、それはもう、「知る権利の妨害」に他ならない。この点を無視して表現の自由だけを主張して発信する事はあまりにも稚拙であり、ジャーナリストとして失格だろう。

議会での野次

 議論の基本はターン制。質問者が何の妨害も受けず質問をし、回答者は何の妨害も受けず回答する。横槍が入った状態で議論が深まるとは思えない。小学校の学級会でも徹底されているのに、国権の最高機関でのザマは酷い。品がない。国会や地方議会は誇りを持って美しい議会運営を行っていただきたい。

まとめ

  • 表現の自由は野次の正当化の理由にはならない
  • 安倍首相も野次を認めていたが、どんな内容であれ、野次は品がないから止めさせるべき。
  • 国権の最高機関である議会は誇りと品位を持って運営されるべきだ
  • 望月記者はジャーナリスト失格

 

 

マスコミの在り方

映画「新聞記者」

 最近話題になるこの映画、私は見ていませんが、ジャーナリズムについて考えさせられる内容だそうで。しかしながら私が思うにこの映画、大衆にジャーナリズムの在り方を履き違えさせることが目的のプロパガンダ映画なのではないかと思っています。

私の中のマスコミ像

  私は以前地方新聞会社で働いていたことがあります。その時感じたのは経営者、従業員問わず傲慢な体質という印象でした。ある先輩が言っていたのは【「~製作所」を「~SS」と略すのは我々がそう略すようにしたからだ】等と言われたのですが、常識を作っている側的な印象を受けました。実際にそういった略称をいつ、誰が作ったかは解りませんが、既に常識となっている略称に対してわざわざ起源を主張している意味が全く解りませんでした。一方で、学生の時にボランティアで働いた地方ラジオ局はそんな感じは全くなく、大学生や高校生を巻き込んで町を盛り上げていこうという感じで、先述の新聞会社の様な傲慢さは全く感じなかったのをよく覚えています。

マスコミに求められているもの

 さて、メディアって読者様各位におかれましてはどの様な存在でしょうか?メディアに求められているものとはなんでしょう?

 先程お話した地方ラジオ曲がある市は私が社会になってから間もなく大きな地震に被災しました。その時その曲は避難に関する情報だけでなく、職員さん自身も被災されているにも関わらず、被災者を元気づける主旨の放送を地震発生直後から繰り返し、その姿は全国ニュースにもなり、高い評価をされました。聴取者に寄り添い、本当に求められていた報道を行う姿勢だから、こうした評価がされたのだと思います。

  さて、先述の新聞社の地元でも同じ時期に大規模な水害が起こりました。この新聞でも被害の様子や避難情報を淡々と報じました。これも被災者に情報や事実を正確に伝えたことから一定の高評価がされていました。この高評価というのは市民の方に伺ったソースです。

 さて、冒頭の映画、「新聞記者」に深く関わりのある東京新聞の望月記者の話題になります。彼女は菅長官との不毛なやりとりで一躍時の人になりました。しかし、私にはジャーナリズムの濫用にしか見えないのです。まず、「ジャーナリストは国民の代表」これです。これは絶対に間違いです。なぜなら何も代表たる根拠が無いからです。選挙で選ばれた訳でもなければ、公的機関に任命されたわけでもありません。これがまかり通るなら、私が今新聞社を立ち上げるだけで国民の代表を名乗れる暴挙に出る事も可能です。範囲を絞って記者クラブが国民の代表という読み解き方もできますが、それはそれで問題です。それであれば、東京新聞よりも発行部数の多い紙面の記者の質問が優先されるはずです。そして、質問の質が低い。週刊誌などのゴシップレベルのソースを裏取りせずにぶつけるので、現実との乖離が甚だしい質問になります。結果、質問時間ばかりが長くなり、他の記者による質問時間が削られ、国民の知る権利を阻害しているのです。

 真実を知るためには多角的な見方が必要です。同じ話題でも肯定的に考える人と、否定的に考える人で質問のニュアンスも違えば回答も変わってきます。国民が求めているのは真実であり、それを担保する多角的な意見や質問、回答です。望月記者はその偏った傲慢ともいえるジャーナリズム観で国民の視点を固定化し、多角的に思考する機会を奪い、真実から遠ざけていると私は思います。

 

靖国神社論、私が想うこと

 靖国神社について、橋下徹氏と百田尚樹氏が応酬し、各陣営に様々な意見が送られている。

 靖国神社については若くして沖縄戦で亡くなったとされている(遺骨が出てきていないのでこの表現です。)私の祖父の兄も祀られており、その方の気持ちを考えると橋下氏の首相と天皇陛下に参拝していただきたいという想いには強く賛同したい。

歴史を紐解く

 しかし、A級戦犯と呼ばれる戦争指導者の分祀を手法とすることは如何なものか?それを考えるためには歴史を紐解く必要がある。

 靖国神社は太平洋戦争以前から存在し、国のために殉じた人間を弔い、奉る施設である。勝ち戦だろうが負け戦だろうが、祀られている人が生前悪行を行おうが善行を積もうがそんなことは関係ない。死んだら皆仏。それが日本人の死生観。

 A級戦犯東京裁判によって定められたが、この東京裁判国際法に則って行われた訳ではない。他に選択肢が無かったとはいえ、日本はそれを受け入れた以上、国際的に無効とは言えないが、せめて国民の間だけでも殉国の士として他の英霊と等しく祀るべきだと思う。戦争を知る世代だった私の祖母は東条英機を憎んでいた。理由は東条が昭和天皇の意向に反して戦争を継続したと思っていたからだ。しかし、一般市民である祖母がなぜそう確信していたかと言えば、それは戦後メディアからの情報をソースにしたとしか思えない。戦犯への憎悪を煽って得をするのは誰かと言えば、それは違法な裁判を正当化させたいGHQ以外は有り得ないと思う。

 天皇陛下と総理を参拝させたい

 橋下氏はこのための手法として分祀を提案しているが、私は別の考えがある。首相の南京追悼式典参加だ。南京事件による民間人への被害は間違いなく有った。これは中国人以外の目撃談がいくつかあるため、間違いないと思う。ただ、被害規模はフィクションだし、原因も中国国民党の軍が民間人の服を着用してゲリラ戦を行う便衣兵による戦闘を行ったからだ。中国共産党としてはこの便衣兵を使った部分を明白にしても当時は国民党支配だったから痛手にはならないはずだ。日本としては、「規模は分からない」としつつ、犠牲者への哀悼の意と平和へのコメント、そして靖国神社参拝の意義と想いを中国で表明する。その上で後日靖国神社へ参拝すればよい。韓国と北朝鮮とは戦争していないので無視で良い。今の世論が後押ししてくれるはずだ。靖国神社の問題は日本と中国のみの問題である。